京本政樹さんが伝説の埼玉人役で登場する映画「翔んで埼玉」試写会&舞台挨拶に行ってきました。
入場口から、アリーナ席は地下にあります。階段を降りていく途中でバルコニー席への入り口があったのでそこに入り、なかなか見晴らしのいい席をゲット♪
レッドカーペットならぬグリーンのカーペットが??公式ツイッターによると、
そこら辺の草カーペット
だそうです(笑)入り口から会場の中まで、そこかしこにSAT(埼玉アタックチーム)の方々が巡回していました。2階にいたのにここまで来てくれて、コントを披露。ちゃんと片手にはドライヤーのような武器を持っています。友人のお子さんにも絡んで、お子さんがちょっと(かなり?)怯えていたのを見てSATの方は
「ごめんな。大人は汚えんだよ!」
と言いながら去っていきました。銀テもらった方もいらっしゃったようで、何気に優しいSATの方々です。
↑ご覧ください、これが伝説の埼玉スーパーシート(SSS席)ですよ!アリーナの最後尾に一段高いところがあって、茣蓙が敷いてある上に藁が置かれ、パイプ椅子が並べられてるんですよ!これは酷い!!(褒め言葉です)
いよいよイベント開始時刻となり、ステージ上にはCO2がまかれ、幕が上がると登壇者が勢揃い。うおお、、京本さんの立ちシルエットがかっこよすぎて、マイク持ってるのが銃構えてるみたいに見えました。そして緑色の「そこら辺の草カーペット」をGACKTと二階堂ふみさんが歩いて登場してきます。
MCはフジテレビアナウンサーの佐野瑞樹さん。
京さまはSSS席が気になってしょうがなかったらしく「あれはなんですか?」とか「せっかくおしゃれしてきてるのに公開処刑ですよあれは」と仰っていました(笑)
京本さん絡みのエピソードが多く、ネットニュースにもなっていますが、GACKTさんとは15年かけてようやく会えたという話が面白くて、
G「はじめまして。GACKTです」
京「やっと会えたねー!やっと会えたよー!」
と、GACKTさんのモノマネによる初対面時の再現が意外と似ているというか、完全に柳沢慎吾さんのようでした(笑)
京「だって、同じジャンルじゃーん!」
と言われたGACKTさんは思わず
「同じですかあ!!??」
と叫んだそうです(笑)
まあ、実際に「京本政樹とGACKTってキャラかぶってるよね」というツイートとかたくさん見たことあるし、「京本政樹とかGACKTとか好き」って言ってる人たくさん見たことあるし、今回の映画も「京本政樹とGACKTって共演NGじゃないんだ!」とか「京本政樹とGACKTが出るから見る!!」とか書かれてましたから、そういう声が多かったからという理由は想像がつきますね。しかしそもそもGACKTさんは、
見てくれのいい柳沢慎吾じゃないし
そんな京本さんはGACKTさんの暴露話に手を叩いて爆笑しながら、
「違うんですよ!GACKTくんとヘアメイクさんが仲良かったりして、15年くら前からどこに言ってもGACKTくんと比較されることがすごく多かったの。…(かなり中略)…だからやっと会えたという意味です(笑)」
という理由を明かして、会場もみんな、あーって納得してました。
この話を聞いて、京さまファンの方はピンと来たかもしれないけど、15年前というとちょうど京本政樹さんの初のフォトエッセイ「苦悩」という本が25周年記念で出てましてね。それまでの京本さんといえば、高校教師(2003)とかで渋くてダンディな俳優路線に行ってた頃なんですよ。それが2004年、ダンディ俳優とか言われてた京本政樹が突然金髪カラコンヴィジュアルメイクで現れたのです。あの若き日の組紐屋の竜を、ライブをガンガンやってた時を彷彿とさせるようなヴィジュアルバリバリ強調した出で立ちになって、ファンみんながぎやあああああってなったんですよ。あれが京本政樹45歳の頃。ちょうど今のGACKTさんと同い年です。その時にね、
「カラコンとか初めて入れたりして、ボクもGACKTさんみたいになれるんだなあってね」
的なことを仰ってたんですよね。なので、京本ファンはGACKTさんの話を聞いて、すぐさま「苦悩」を思い出したわけです。あれから15年!比較され続け気になってた人にようやく会えてよかったですね(笑)
あとはまたしても京本政樹ワールドがやばいって話になって、最初から京本さんがすんごい長台詞で、途中でセリフが止まって、
「あ”ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
って言うから、ADさんがセリフを言うんだけど京本さんが
「や、間だから。。。」
って言うんだけど、うん、絶対違うよねと、二階堂さんたちは思ったみたいで、しまいには
「こんな長いセリフ覚えられないよおー!」
と言うので、二階堂ふみさんは
「はい、そうですね。そうですね(棒)」
みたいなリアクションをしてたというエピソードがめっちゃ面白かったです。とにかく、京さまエピソード多すぎ。
京本さん曰く、かつらが出来上がるのに1ヶ月くらいかかって、それからタイトスケジュールで撮影に入ったんだけど、「小型春日部蚊」を「小型春日部蛾」だと思いこんで覚えていて、当日違うことに気づいたんだとか(すごい細かいけど大事なことw)
「皆さんこれから見るんですよね?ネタバレしちゃだめですか?(笑)」
ちょ!ダメに決まってるでしょ!!!とツッコミそうになりましたが、当然ネタバレしませんでしたのでホッとしました(笑)
二階堂さんは「そんな京本さんの勇姿がたくさん見られる映画を楽しみにしてください(笑)」と仰っていました。どんな京本さん。
とにかく京本さんは終始誰かにいじられててめっちゃ面白かったです(笑)
中尾彬さんには「おまえうるさいよ」みたいなことを言われ、「仲良いんでね。40年くらいお世話になってます(笑)」と答えていました。そんな中尾さんは、しれっと「草」のような緑色のネジネジを巻いていて、密かな作品愛を感じました。みんなにいじられてる京本さんは還暦を迎えたばかりだというのに、なんだかきゃっきゃしてて可愛かったです。違う星の人たちが集まったと言われながらも、みんなで和気藹々とした撮影現場だったんですねー。
京本さんはブラザートムさんともわちゃわちゃしてるし、途中でちょいちょいGACKTさんとも喋ってました。そんな中、こっそりと伊勢谷友介さんはそのカオスな風景をインスタに載せ、
「京本さんが何言ってるかわからん」
と書いていました。やっぱり京本さん、あなたと同じジャンルの人とかいないと思いますよ!
キャストの方々がそこら辺の草カーペットを帰っていく時、2階からみんなでマサキー!と叫びました。いろいろな場所からたくさんの「京さまー!」「マサキー!」という声援が聴こえて嬉しかったですね。下ではファンの方々とハイタッチ。優しいー♪
いよいよ試写会
この後、映画が始まります。東映の波ザバーン!って今もそうなのね。
GACKTさんが
「面白かったから声を出して笑ってください」
と言ってくれたので、会場中から大爆笑が沸き起こっていました。ヒイヒイ言った(笑)
京本さん演じる埼玉デュークはもうやたらかっこよかったですし、えっあの人に??とか、色んな突っ込みどころがあったり、またあーんなことやこーんな意外性もあったりと見どころ満載です!
二階堂ふみさんは流石の壊れっぷりだなあ!とか、トムさんいいわあとか、加藤諒さんって確かに見事なパタリロ顔だなとかたくさんの見所があり、最後は無駄に郷土愛がたっぷりだったり。エンディングテーマは、はなわさんが歌う「埼玉のうた」ですが、フルコーラスを初めて聴いてめちゃめちゃ笑いました。
そんな、最初から最後まで本当に壮大な茶番劇!!くだらないにもほどがある映画!!(褒め言葉)皆さん2/22公開をお待ち下さい。京さまファンは間違いなくたまらないですし、GACKTさんがお好きな方も、それってあのネタ!!って笑っちゃうシーンが盛りだくさんです。
この映画限定で埼玉贔屓の隠れ千葉県人な私はめっちゃ楽しかったです(笑)公開されたらまた何度も観たいなと思いました
窓におなじみのポスターが貼られていて、デュークのポスターを撮る人もたくさんいました♪
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