「スタジオパークからこんにちは」を観覧してきました!!
京本政樹さんを生で見てきましたよヾ(〃^∇^)ノ
衆議院解散が発表されたピンポイントの日ということで、前日から非常にヒヤヒヤしていました。NHKだし、もしかして中止になっちゃうんじゃないか。。。せっかく大河ドラマの話題で出 るのに。。。と直前まで気を抜けずにいましたが、無事放送されました♪
始まる前のスタジオの中ではアナウンサーさんとスタッフの方々の真剣な打ち合わせがされていて、早々にサムライギターも登場。おおおお!何度見ても迫力あるわー。
アナウンサーさんもスタッフさんも話が面白くてサービス精神旺盛な方々でした。
京本さんが正式にスタジオに入ってこられる時間をみんなに教えてくださり、楽しみー♪と、それまでみんなでわいわいと、あーだこーだ京本さんの話からなぜかどんどん脱線してむっちゃくちゃ爆笑する。そんな脱線話をしながらえらいリラックスして立っていたときのことです。
目の前にいるファンの方々の顔色が変わっています。後ろ!後ろ!とまるで志村のように囁かれた私は、まさか、、、と後ろを振り返ります。。後ろには何もいませんでしたが、、
既にスタジオを通って中に入っていく京本さんの後ろ姿が!!!!Σ(゜口゜;
時間より1時間くらい早くお姿を拝見することとなり、完全に白目状態の私です。
帽子はかぶってなかったかな。。?そこはよく覚えておりませんが、多分サングラスかけてたのと、ベストを着ていたような。
なんていうか、、何もかも独特なんだよね。。後ろから見てもやっぱり、ああ京本さんだとすぐにわかる。
まあそのときは頭真っ白です。きゃああ!なんてなれません。私のだらしない後ろ姿とアホな話をしているところを見られたのではないかとの懸念もありつつ、忙しいからそれどころじゃないよね♪と一生懸命思い込んでみました。うん、見てない見てない。
で、それから1時間くらい後で、いよいよ本番スタート。前のスタジオパークは通路を通ってくる形式だったけど、今は最初からスタジオにいる形式になったみたいです。
京本さんいよいよ登場!!おおお!!!洋服がさっきと違う!!さっきの私服だったんだ!私服すら衣装に思えるかっこよさでした。衣装のほうもかっこよかったなあ。紫のハットで、黒のジャケットがきらっきらしてました。
本物を見て「顔がちっさい!」「白い!」「口がちっさい!」きゃあ!!って興奮されてる方もいっぱいいらっしゃいました。
そして、始まる前から、男性アナウンサーの永井さんは、サムライギターの造形にとっても興味津々でした。
家に帰ってからテレビでみると、一番最初、画面に向かって両手振ってる!!表情がめっちゃ幼くて可愛い!この場面はちょうど私の位置からはカメラがかぶり見えていなかったところです!
ここからはテレビで放送された通りですが、いやあ、すごく充実した内容でしたね。
京本政樹が過去から現在まで培ってきた時代劇の内容が、30分くらいに凝縮されていて、生で聞いても飽きることなく食い入るように聞き入っていました。
普通に時代劇ファンとしてなるほど!すごい!そんなのがあったのか!!と感動してしまう内容。
それこそ京本さんも仰ってましたが、1時間半になっちゃいそうな内容の濃さ(笑)
昔、 Speakでちらっと時代劇の専門的な話をされたときとか、すごい嬉しかったんだよね!こういう話が聞きたい!ってすごく思ったんです。プロという か、時代劇役者としての京本さんの本当の姿を見られているようで、こういうことを勉強してきた人なんだあ、というのが垣間見れてとても嬉しい気持ちで。まさにその時のような感動と充実感を得られました。
主に平清盛での藤原秀衡の役作りの話がされていましたけど、うまいこと、娯楽時代劇的な話と融合していて、というより、実際に京本さんの秀衡自体がご自身の系譜にないものだったことから、新しい実験として、娯楽 的な様式美も入れつつ、大河チームの美術の柘植さんたちの手法が絡み合ってできた新鮮なキャラクターなのだと思いました。
いやしかし、実は登場時の40代の秀衡様を見たときは、まだ全体像との絡みが見えていなくて。でもそれは当然、話の展開上でも秀衡は単に遠くの地から清盛に鎮守府将軍に任ぜられただけだから、ご紹介程度の登場だったのですよね。
それから10年経って、いよいよ神木隆之介くん演じる源義経が奥州平泉を訪ねてくるわけです。
そこで、平家打倒のために、義経を認める大事なシーン。まさに父性というか、大きな包容力の見られるシーンです。スタジオパークでは一瞬のシーンですが、明 日の本編がとても楽しみになるワンシーンでした。なんだか、前回とは本当にキャラも見た目も意味合いも打って変わり、とてもずしっときそうな、そんな予感 でした。
40代の秀衡と、50代の秀衡の写真を比較してましたが、あの写真がリハーサル時に登場したのを見たとき、うわあ!!ヒゲ!!白髪!!眉 毛が薄い!!なんか恰幅良くなってるみたい!!でも綺麗!!とすごいテンションの上がりようだったのです。寧ろあの写真で一気に高揚感がアップしたので す。
まだ動いているところを見る前だったけど、ホント理想的というか。
美しさがあって、でもそれが全面じゃなく、何か腹の中に企んでいて、でもあくまで爺さん!そんなことまでどんどん思いめぐらしていきたくなる一枚の写真。。。
これだ、、これが京本政樹の新たな姿だ。。。
まだまだ見たことのない役を演ってみたい、と常におっしゃっている京本さんですが、ご本人も意外なものを演じることになったというのはお話のなかでも仰ってましたよね。ファンにとっても未知なる世界。線の細い美剣士キャラの京本政樹が、貫禄のある父性に満ちた老年の秀衡を演じるのをこんなに違和感なく見られるなんて!
いやほんと、一枚の写真と、ちょっとのシーンだけで、こんなに感動できるものかと。
しかしホント無精ヒゲレベルは結構あったけど、本格的にヒゲの役ってあったっけ?とファン友さんたちと考えてましたが、結局思いついたのは、大江戸捜査網の胡散臭い易者コスのなまずヒゲだけでした(爆)
それくらい、京本政樹の老けメイクは新しい、貴重なものです。
なるほどそれでいて、スタジオでニコニコ笑ってるリアル50代の京本政樹。。。京本さんって、今までどうやって「おじさんになろう」とか「お父さん役をやりたい。。」とかずっと悩んでこられてましたが、これで道が広がったんじゃないだろうか??こうやって爺さんをドラマで演じてはバラエティ番組で元の(?)面白くて若々しい京本政樹に戻るとか、自由自在にやったらいいじゃないか!って、、思ってくれたらいいなあ。思ってるかな?最近は「清本さん」みたいにギャグ的に始まり、「市長死す」とかみたいないろいろ系譜にない実験的なことをいろいろやってらっしゃったから、そういうものが総括されて秀衡にたどり着いたような気がしました。常に京本さんがやってることには意味がありますよね。
そうそう、銭形平次の話で、大川橋蔵先生にメイクを教えてもらったとき、
「目張りを入れる!」
って言われて、
「目に針刺すのかと思った!」
っていう話が爆笑モノでした。怖い怖い!
そんな面白トークも交えつつ、全体的にすごいまとまった、しかもノンストップな京本ワールド(笑)
でも、神木くんとの話では、ひたすら神木くんを褒めていて、認めていて、大物の方が若手さんを手放しで認めて褒めている姿ってなんて美しいんだろう!と感じてしまったのです。
神木くんも「京さま~~(手振り)」なんて、可愛い人なんですね♪
そして、京本さんの、袖を翻すちょっとした仕草すらも見逃さないで食いつくんだって!
なんかそういう視点の青年がいると本当に時代劇ファンとしても嬉しいなあ。
神木くんのような、容姿も表現力もハイレベルな若い役者さんが、そういう部分に興味を持って受け継いでくださるって、ホント嬉しいですよね。
「神木くんは作り物をしなくても本当にキリっとした人」
という京本さんの発言に、この若者は本来の時代劇をすごくわかってくれそうだな、という思いをなんとなく感じたのですよね。神木くんがどこまで、昔の時代劇に興味をもってくれるか未知なる部分だけど、若い方の協力も得て、私たちが望んでいる時代劇が復活してほしいな、、と思いました。神木くん、是非お願いし ます><
他にはNHKでも猿飛佐助(猿飛三世が本題らしい)の話とかもしてましたね。そういう娯楽要素ある時代劇も作り出したというのは、NHKさんも実験段階ということでしょうか?
「そのうちNHKで銭形平次をやってるかもしれません(笑)」
というのはあの流れでの冗談だとは思いますが(笑)ホント、昔民放でやっていたような楽しくて緩急ある、立ち回りバリバリの勧善懲悪時代劇とか、NHKさんやってください!そしてそんな美剣士京本政樹をもう一度見せてほしいです><
で、まいてまいて(笑)サムライギターの話。本当に1時間半になっちゃいそうな勢いだったな(笑)
そういえば今日は刀抜くはずじゃなかったのかな。ストラップつけてなかったよね?ストラップ持ってこなかったのかな。座ったままで抜いてみて、すごくやりにくそうだった、って思ったら、あの後番組が終わった後でも、スタッフの方に
「やっぱりやり方忘れちゃってたね(笑)」
って笑ってました。そのいい方が優しくてめっちゃ可愛かったんだよおお。
その後はサイト用かな?何枚かアナウンサーさんと一緒に撮影して、永井さんが「ギター持って撮っていただいていいですか!?」って感じで、サムライギターを持った京本さんとピースで3ショットを撮ってから、ガラス越しのファンに向けて手を振って笑顔で帰って行かれました。
ああサムライギター久しぶり。。。
トーク中に京本さんも「良くも悪くも評判になって(笑)」なんて仰ってましたが、いやこれは、ファンにとっては本当にいつまでも思い出の品です!あ、刀です! いや、ギターです!「ちょっとした有名人、、、人ではないか、有名刀です」って言ってたのにウケました。やっぱ本体はギターじゃなくて刀のほうなのか?(爆)
あ、それから、サムライギターストラップがなかったから扱いにくそうで、ぶつけないようにとか気を遣って扱っていたんだけど、京本さんが
「これ扱いにくいんですよ。。この、、瀬戸物みたいな」
っていったのがホントツボっちゃって。瀬戸物とか茶碗じゃないんだから(笑)
そういう発言の端々におじさんぽさが出てくるところがやっぱり好きなんだな。こんな綺麗な首をしてるのに(笑)
音楽の話をしてるとき、次は35周年とか、、っていう話もされてましたよね!
あと2年、、いや、来年が終わったら35周年だよ!!
そんなわけで、久々のスタジオパークでしたが、本当に楽しかったよー☆
ノンストップで時代劇への想いを目を輝かせて語り、優しい笑顔で若手俳優さんへの優しさと期待感を嬉しそうに語る姿、言葉の端々から滲み出る温かい感じと、終始謙虚な感じが本当に素敵でした。
明日の清盛、楽しみ♪