俳優・シンガーソングライター京本政樹ファンサイト

「修羅之介斬魔剣」撮影見学

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「修羅之介斬魔剣」幸いにも拝見出来た夏真っ盛りの京都!暑~い本当に暑い。
いえ!それよりも、もっと熱~い熱~いロケ現場の模様・感想等を!!

大覚寺・梅宮大社等数々のロケの中からこの度は下賀茂神社内糺の森(ただすのもり)
修羅之介の両親達が葬られている墓場の日中シーンの数々はこの一日で撮影されました。
森の中ほど、道から少し外れた林の中の窪地!
ここはよく撮影に使われている場所で茂った木々が日陰を作って、少しは過ごしやすいのです、
しかし…あまり日の差さない窪んだ地に墓石や転がった石ころ(どれが本物か見分けが付かない)
チョッと怖~い雰囲気!
で、昼時に現場到着の私!現場にはロケバス一台と休憩中のスタッフが数人居るばかり・・
伺うと京本さん達は食事に行かれた由!仕方なく森の道をブラブラ進んで行くと裏の鳥居をくぐって粛々と歩いてくる5・6人の一団が…
津島監督・魔狼次(高野)さん、そして!中央に大き目の番傘を後ろから差し掛けられ紫の着流しの右裾を帯に挟んだ京本さんが…そこだけ木漏れ日が眩しく射しているよう、、あまりの絵になる光景に、思わず後ずさりをしてやり過ごしてしまった私です!

さて!いよいよ撮影再開、午前中に撮られた黒忍者達との立ち回りの続き(首がポロリ!?のシーン)
カッコ良く決めてOK!!
次にお蓮との別れのシーン「世話になったな」(あ~素敵)
そして男装の剣士“朝比奈“に親の仇と切り掛られる処!嶋村さんは初めての時代劇出演なかなか、OKが出ない!
監督が手振り身振り実演を交えて殺陣の演技指導するも…「思いっきり掛かって」に力余って剣が飛んでしまう有様!?(一同びっくり)その間、京本さんは姿勢を崩さず修羅様になりきっている!(あ~綺麗)
少々、観ている方も焦りだした頃、京本さんから「僕に本当に斬り掛かって来て!大丈夫だから」のお言葉(ドキッ)
…本番!緊張!「スタート」…「カット」ほ~~っ!流石・流石、我らが京様見事に受け止め無事終了!
しかし、何時もながら京本さんの本番は殺陣などご本人が駄目出しをしないかぎり殆んど一回でOK!流石です!!

さて、少し曇り気味のこの日!撮影もおよそ1時間を過ぎ佳境に入ってまいります。
修羅さまの短いシーン【墓前のアップなど】を順調に撮り進むうち、何やら目の端を白っぽい物がちらちら…(ギョッ)乱れ髪に素足、長襦袢の背中はぱっくりと割れ血がべっとり!(ギョギョ!)そう死体姿の朝比奈(嶋村)さん【何しろこの時点では小説とは少々変えてありストーリーがはっきりと解らない】あの窪地ですから、凄み満点!しかし~嶋村さんはなか々の根性!素肌の背中を案じて再三タオルを勧める助監督さんに「大丈夫です」・・

本編では既に横たわっている朝比奈ですが、修羅さまが両手で軽々と抱き上げてそっと横たえるところから(力持っち)2・3度テストのうち朝比奈の裾が乱れた事が、、すかさず修羅さまがさり気なく直してあげました(優しい~~)
「旦那…」「外道…」立ち回りもテンポよく進み、今度は魔狼次のアップ撮りで、京本さんは暫しの休憩タイム!

“京本”と書かれた赤いディレクター椅子に腰を掛け女性2人が足を濡れタオルで冷やしたり(鼻緒づれが出来て大変とか)扇子で扇いだり(ハーレム状態!?)和やかに歓談!羨ましい~~彼女達は事務所の方々で御女中役でも出演しています。

直射日光は無いとはいえ、鬘に衣装・・やはり暑い!(でも汗は、かかない) カメラの位置を何度も変えたり・殺陣師さんが殺陣をつけたり…撮影も着々と進み日もすこし傾き、、
(帰る時間が…)気になりだす時分、八木かつらの方が京本さんの髪を直しはじめました!
解き流した髪を結髪さんに任せ、魔狼次の立ち回りを或る時は厳しく!又は楽しげに見守る京本さんの横顔は惚れ惚れと見惚れる程素敵(結構近かったので正視は憚られ…横目使いにて)と!私は見てしまいました!!
修羅さまの小さなあくびを!(カワイイ~~)
何しろ撮影日程2週間の強行軍、朝から深夜までの撮影“お疲れですよね…京さま!頑張って!!
さて! 丁寧に丁寧に髪を櫛けずり、組紐を何度も結び直す八木かつらさん(??)
そう、、直しているのでは無かった!仕掛けをしていたのです!!

皆様ご存知!魔狼次と切り結び、最後、紐が解けて髪がはらり・・
あのゾクリ!とする程、悩ましくも色っぽいシーン(の仕掛けを)
しかし~最早4時近く、私目は帰宅時間が刻々と迫っている訳で…
えーい!ままよ、はらりを見ずに帰れるものか!!(と腹をくくり!?)

さぁ!修羅さまのヘァーも仕上がり、最期の対決シーンの撮りが再開。
京本さんは!と観ると奥の方で一人、殺陣のおさらい中・・
さらに殺陣師さんが御二人に細々と殺陣・アクションを付けていきます!
危険なシーンなのでスタッフ共皆、真剣!アップ・引き等細かく撮影。
そしていよいよ、最後の……現場にもより一層の緊張感が漂います!
「よーいスタート」・・ジャンプ・着地・はらり・・倒れる魔狼次・・「カット」
無事(ホ~)一度で本番OK!!いや~、息を止めて固唾を呑んで観る“というのはこういう事ですね…
4時もとっくに過ぎ、後ろ髪を千も千尋も引きずりながら私目は糺の森を後にしました。
のちに聞くと撮影はあれでほぼ終了!後はスチール撮影だった由(あの見返り修羅さまの写真等)
午前中から始まり5時過ぎ迄延々…とお疲れ様でした。

さてさて!
この日より先んじる晴天の日!!名倉藩江戸屋敷・庭園にて修羅之介と真由姫のシーン。
こちらは右京区に在る梅宮大社内、東神苑で撮影されました、池の周り等四季の花々が咲き乱れる名園との由(残念ながら真夏の事、花は見当たりませんでしたが!
花より綺麗な修羅之介様が…)ちゃんと入園料を払って入園致しました!
御二人の上には直射日光を防ぐ(ライティングの為)天幕が張って在るものの見るからに暑々。
姫などは気の毒な程(打掛姿)お付きの御女中!?が懸命に扇子で扇いでおります。
流石の修羅さまも合間は裾をからげて(白いおみ足が…)携帯扇風機を馳駆ししておられます。
撮影は、嶋村さん(朝比奈)同様!今村さん(真由姫)も時代劇初挑戦。
やはり!津島監督、身振り口振り…懸命の演技指導!!時代劇は難しい~~
そして、、やはり!その間京本さんは姿勢を崩さず…(ニヒル・クール)
現場に立つ京本さんの周りだけ・・風がそよいでいるかの様に涼やか~~
撮影が続く中、ハプニングが・・「パン、パン」布団を叩く音!静かな京都でも町中の事。
暫し~撮影中断…(布団待ちで~す)そうこうするも昼からの撮影は2時間程で終了!
勿論!その後も京都映画撮影所に戻り、撮影は延々と続きます…。

【番外】
ある!?日・修羅之介~撮影終了後、大阪NHKにて深夜のスペシャル生トーク番組に京本さんが司会で御出演!
アシスタントを務めたのが藤原紀香さん!
これが紀香姫との出会いだったと!(思います)

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