2003年11月11日に女と愛とミステリーで放送された2時間サスペンスドラマ
スタッフ
原作:内田康夫「夏泊殺人岬」
脚本:田子明弘
監督:松島稔
音楽:大島ミチル
キャスト
和泉直人:橋爪功
和泉麻子:いしだあゆみ
江藤美香:遠野凪子
石堂光一:京本政樹
松谷:モロ師岡
村上刑事:斉藤暁
ほか
あらすじ
明和大学法学部教授・和泉直人は、雅楽部の臨時顧問として合宿の引率をする事になり、青森県夏泊半島を訪れた。
雅楽部には妻・麻子の姪にあたる美香も所属している。
合宿先は雅楽部部長・佐々木の父親が神主を務める「椿神社」。
そこへある男が訪ねてくるが、神主の名前が佐々木だとわかると無駄足だったと言い残し立ち去る。
偶然にも三重県にある美香の実家も「椿神社」と呼ばれており、一週間前に同じ男が訪ねて来ていた。
雅楽部の宿泊先にも男は現れ、同じ宿に宿泊する事になる。
その夜階段から転げ落ちる物音を聞いた雅楽部の学生達が部屋の外に出てみると、昼間の男が階段の下でこと切れていた。
警察の調べによると、男は10年前に殺人事件を起こし刑期を終え出所したばかりだった。何らかの理由で全国の「椿神社」を訪ね歩いていた様だが、その理由とは・・・?
みどころ
京本さんの役柄は橋爪功演じる和泉直人の教え子で、青森県警本部捜査一課長の石堂光一。
和泉との久し振りの再開シーンでは「相変わらずの髪型だなぁ。」と言われています(笑)
これは橋爪さんのアドリブなのか、脚本を書いた方の遊び心なのか、ちょっと気になる所です;
サスペンスでは犯人役も刑事役も演じられている京本さんですが、この作品では普通に真面目(?)な刑事の役です。
個性的な役柄が多いので普通というのが逆に新鮮に映りました。
真剣な表情で和泉を相手に捜査状況を説明するシーンがあるのですが、伏目がちなその横顔がとてもカッコよくて見惚れてしまいます。そこがみどころでしょうか。
文:咲