2001年12月22日に土曜ワイド劇場で放送された2時間サスペンスドラマ
スタッフ
原作:山田正紀「女囮捜査官 聴覚」
脚本:篠崎好
監督:長谷部安春
キャスト
北見志穂(松下由樹) 袴田刑事(蟹江敬三) 宮澤佐和子(美保純) 瀬木耕助(京本政樹)
久保敏夫(こぐれ修) 百瀬芳子(高倉亜樹) 井原主任(小木茂光) 小泉刑事(岩田和樹)
佳代(赤座美代子) 岸上恭三(五森大輔) 岸上裕子(野田よし子)
(敬称略)
「おとり捜査官・北見志穂」は、テレビ朝日系の土曜ワイド劇場で1998年からシリーズ化されている作品。
京本さんが出演されたのは、4作目「狙われた美人刑事」です。
あらすじ
深夜の産院から生後5日の新生児が誘拐された。
誘拐されたのは、進学塾を複数経営する実業家岸上の長女、泉。
高熱を出し近医を受診していた北見志穂は、非番にも関わらず袴田に電話で呼び出される。
何と犯人が身代金として1億円を要求。その運搬人として北見を指名してきたと言うのだ。
全く犯人に心当たりがない北見は訝しがるが、上司の命令もあり犯人の要求に従う事となった。
身代金の引き渡し当日・・・一人で犯人の指定する場所に移動する北見だが、解熱剤を服用しても熱が下がらず朦朧としていた。
結局身代金は犯人に奪われ、誘拐された新生児の無事も確認出来ず、北見は捜査から外されてしまう。
同じ頃関東医科大学付属病院の事務局に勤務する百瀬芳子の水死体が発見された。
北見は百瀬芳子がセギリサーチカンパニー社長の瀬木耕助と交際していたとの情報を受け、瀬木に接触。
瀬木の会社が負債を抱えている事や、誘拐された新生児の父親である岸上と仕事で取引があった事を知り、2つの事件が繋がっていると確信する。
警察は瀬木を追うが、殺害されているのが発見される・・・
京本ファン的みどころ
京本さんの役柄は、マーケティング会社社長の瀬木耕助。
若く容姿端麗の社長さんです(うっとり。。)
しかし、、最初の登場シーンから怪しさが漂っています;
松下由樹演じる北見志穂から事件について事情を聞かれると動揺を隠せない瀬木に、益々犯人なのか?と疑いを向けてしまうのですが何と物語終盤で殺害されてしまいます・・・
バスタブに浸けられた瀬木(=京本さん)の姿を見た時は、嫌〜(><)と叫ばずにはいられません。
こんな事を言っていいのか悩みますが、非常に美しいので見所の一つだと密かに思っているのですが(爆)
結局誰が真犯人なのか?瀬木を殺害したのは何故なのか?
最後の犯人自供のシーンでは、犯行に至った動機が余りにも悲しく見終わった後も複雑な思いが残る作品でした。
文:咲