俳優・シンガーソングライター京本政樹ファンサイト

京本政樹クリスマスショー in 横浜インターコンチネンタルホテル・昼の部

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12月24日。町中にクリスマスの飾り付けが施され、毎年なんとなくほんわかと幸せな空気に包まれているような気分になるクリスマス・イブ。 今年はそのクリスマスイブに京本政樹さんのディナーショーに行って参りました。

今回のディナーショーは、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで昼夜2回、東京全日空ホテルで夜1回の計3回行われました。私は三日月の形が有名なインターコンチネンタルホテルでのお昼のクリスマス・ショーに参加させて頂きました。
今年開通したばかりのみなとみらい駅に降り立ち、ホテルは何処?と人込みの中を迷いながら、やっとホテルに辿り着きました。 ホテルはブルーを基調としたクリスマスの飾りつけがなされていて、とても落ち着いたシックな雰囲気です。 三階にある会場はそこに赴くまでの通路がオーシャンビューになっていて、それがこれから始まるショーへの期待を増してくれます。 中に入ると、薄暗く落とされた照明の中、テーブルに燈されたキャンドルライトがとても綺麗に揺らめいていました。 席に着き、お昼からこんなに豪勢なお食事を頂いていいのかしら?と思わず躊躇ってしまうようなランチを頂いていると、 「ショーの時間が早まります。」とのアナウンスが流れてきました。

ざわざわとした会場内の空気がだんだんと静まっていき・・・
パラパ~~っと、聞きなれた音が会場内に響き、一瞬わっと歓声が上がります。
そして一瞬の間を置いてスポットライトがステージに当たり、そこには侍ギターを肩からさげた京本さんが 懐かしい必殺の竜の衣装を白のスーツの上から羽織ってステージの中央に佇んでいました。
エキゾチックで不思議な衣装で「荒野の果てに」を熱唱する京本さん。
ドラマティックで迫力のあるその曲が終わると、京本さんは羽織っていた竜の衣装を脱ぎ捨てて
「ひと夜花」を歌い始めました。 サビの部分は軽く片手を上げて「風が~揺れて♪」
その仕草のカッコよさに見とれていると、間奏部分でいきなりステージ上に刀を持ったボーイさんが現れました。
切りかかってくるボーイさんに呼応するように京本さんも侍ギターから刀を引き抜き、 ステージ上で斬りあいの場面が繰り広げられました。
いつもながらの京本さんの流麗な殺陣が披露され、刀を納め終わると再び京本さんの甘い歌声が会場内に流れてきました。

歌い終わった後、京本さんがにこやかな笑顔で挨拶を。笑顔なのですが、京本さんの呼吸が妙に上がっています。
どうしたんだろう? と不思議に思っていたら、「皆さん、お食事食べるの早いですねぇ。」
「実は、ショーの始まりが20分も早くなっちゃいまして、走ってきたんですよ。
まだ少し上がっている息でそう仰って、会場を沸かせていました。

MCが終わり、三曲めは「Yes,Truly Love」そして「ファッショナブル・スキャンダル」と続きました。
「ファッショナブル・スキャンダル」では、甘くセクシーな声で歌う京本さんの姿がピンクのライトの中で、とてもまばゆく輝いていました。

そして京本さんがシンガーソングライターになったきっかけとなった歌として、
井上陽水さんの「帰れない二人」を。
当時流行の白いギターに憧れていた京本さん。そんな彼にお父さんが贈って下さったのは、今ESPに飾られているアコースティックギター。白いギターが欲しかった京本さんはそのまま押入れにしまってしまったそうです。 が中学三年の時に友人から貸してもらった井上陽水さんの「氷の世界」というアルバムを耳にして、歌への興味を掻き立てられ、作るようになったのだと、そんな感じのことを言われていました。
そのアルバムの中で一番好きだったと言って歌われた「帰れない二人」
先程聞いたエピソードもあいまって、切ない感じのその歌がとても感慨深く耳に響きました。

その後は「薄桜記」のカップリング曲の「身勝手なkiss」!!
鼻にかかるような甘い声が、何時までも耳に残るような、余韻を残す歌い方がとてもセクシーで、聞きながら思わず、ほ~~っと溜息が毀れてしまいました。 甘ったるい、そんな表現がぴったりの歌声が会場内に甘く、切なく響いていました。CDを手にしてから、この歌を生で聴けたら、そう思っていましたが、生で聞くこの歌のセクシーさにノックダウン状態でした。

曲が終わり、まだ余韻にぼんやりとしている中、ゆっくりと京本さんがステージから降りて来ると共に
「冬色の街」のメロディが流れてきました。 にこやかな笑顔で会場の皆さんと握手をする京本さん。
そのお姿を目に焼き付けておこうと目で追っていたのですが、京本さんがだんだんとこちらに近づいてくる!
いやいや、こちらにくるとは限らない。そう思って心を落ち着けていたのですが、明らかに私が坐っているテーブルの列の所で曲がり、やっぱりこちらに近づいてきます。お姿は見たいのだけれど、どんどんと近づいて来る姿に鼓動が早鐘のように高鳴ります。
そこまで至近距離で見る覚悟は出来てないよ~!と心の中で叫んでいましたが、既に京本さんは一緒にショーに来た友人と握手しています。 ああ、やっぱりこっちにくる~~!!と嬉しい悲鳴を心の中であげながら、ありがとうございます」と手を差し伸べて下さった京本さんのお姿は、緊張のあまり顔を上げられず、見ることが出来ませんでした(涙)

そして歩き去っていく後姿にやっと少し動揺がおさまり、見ていると小さな女の子が京本さんの側に駆け寄っていきます。あ、ぶつかっちゃう?とちょっぴり心配しましたが、京本さんは女の子の方を振り返り、満面の笑みと共に優しく頭を撫でられていました。
歌の終わりギリギリにステージに戻った京本さん。歌が終わるまでに戻れるか不安でした、そう仰って会場を沸かせていました。

ステージに戻った京本さんが、クリスマスにショーをすることが決まり、何を歌おうかと選曲をしていたら、 自分の作った歌には別れの歌が多いことに気付かれたとの事。今日はこの歌で皆さんにトドメを刺します!!
そんな宣言と共に紹介された「白い夜」
しかし流れ出したメロディは聞きなれた「薄桜記」のものでした。
クリスマスになると~♪と京本さんの声が流れ、「薄桜記」をクリスマスバージョンで歌って下さるんだぁ、と否が応にも期待が高まります!
白い雪が降る積もる聖夜の夜、別れたくない思いを引き摺りながら、それでも別れを決意している。そんな恋人達の聖夜の情景が織り込まれた、そんな歌でした。
歌詞はしっかりと覚えられなかったのですが、歌の感じは 聖夜の夜、外には降りしきる雪。 恋人達で賑わう街の中で別れの哀しさに涙で頬を濡らしながら、その涙を拭くことも出来ぬまま、けれど恋人に向かって微笑む女性のキャンドルのライトに照らされた綺麗な笑顔が目に浮かんでくるような、切なくて、切なくて、とても綺麗な歌でした。
綺麗なメロディラインと、あまりに切なく、綺麗な歌詞に思わず涙が零れ落ちそうになりました。
「薄桜記」も大好きですが、もし出来ることならこの「白い夜」もシングルカットしてくれたら。ショーが終わった後、そして今でもそれを願っています。ホントに哀しいけれど綺麗で、素敵な歌でした。


その後は、クリスマスと言えばこの曲というくらい有名な山下達郎さんの「クリスマスイブ」。私はこの歌が大好きなのですが、京本さんの甘く、少し掠れた歌声で聞くこの歌はまた全然違った雰囲気でとても素敵でした。

続いて「流されて…」を歌い終え、最後の歌です、との紹介の後に流れてきたのは、 あの冬ソナのイントロです!
今月韓国に行った際、街を歩くと日本人の観光客の方に声をかけられ、快くサインを引き受けると差し出されるのは一様にヨン様の写真。
「ヨン様の写真の上に京本政樹とサインしてきました。」 「ヨン様ファンを2・30人、京様ファンにして逆輸入して帰ってきました」
そんなお話の後だっただけに、冬ソナのイントロがとても楽しく、会場からもえ?え?とそんな声が洩れていました。
思わずマフラーを巻いて眼鏡をかけた京様が現れるのかしら?と思っていたら、ステージ上に現れたのはえんじのコートの白い帽子を少し斜めに被られた京本さん。
粋でお洒落なそのお姿で「Love Is Afternoon」
会場内にしっとりと響くバラードに、でもこの曲が最後だと思うと淋しさが募ります。 歌の最後に会場内に帽子を投げ、帽子は綺麗な放物線を描いて客席の中に落ちていきました。

まだ興奮冷めやらぬ会場の中、ステージから消えてしまった京本さんに拍手と共に「アンコール」の声が響きます。
鳴り響く拍手とアンコールの声の中、黒いスーツに着替えた京本さんが現れました。
「アンコールありがとうございます」 優しい笑顔と共に仰った京本さんがさくらギターを手に、
歌われたのが「薄桜記」でした。
「白い夜」の余韻がまだ残っていた私には、「薄桜記」の歌詞が今まで何度も聞いていたのにひどく新鮮に思えました。 何故に、何~故に♪ と物悲しく響く京本さんの歌声に、今回のショーに参加することが出来て本当に、本当によかったと、そんな思いを噛み締めていました。
歌い終え、「ハッピーメリークリスマス!!」と笑顔で仰られてステージを後にされた京本さん。

会場に灯りが灯り、鳴り響いていた拍手も止み、お客さんが少しずつ席を離れ始めても、まだ興奮が冷めなくて席を離れられませんでしたが、流石に人もまばらになってきたので席を立ちました。
もう誰もいなくなってしまったステージの上に置かれたままの機材が夢のようだったショーの名残を残しているようで、ステージをもう一度眺め後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。

ディナーショーに参加したのは生まれて初めてでしたが、思い切って参加して本当によかったです。クリスマスイブに京本さんのショーを見ることが出来た。そんな最高のプレゼントを貰った幸せに感謝しつつ、来年もまた、もしディナーショーがあるのなら、是非とも参加したいと思いつつ、クリスマスで賑わう横浜の町を後にしました。

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