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フジテレビ「世にも奇妙な物語 坂道の女」

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1990年8月23日にフジテレビで放送されたドラマ

スタッフ

原作:阿刀田高「マッチ箱の人生」収録『坂道の女』
脚本:大原豊
演出:土井茂

キャスト

河野秀之:京本政樹
遠藤和生:岡本富士太
女:津島令子
敬称略

解説

ご存知の方も多いと思いますが、「世にも奇妙な物語」は3本立てオムニバス物語です。
「坂道の女」は「屋上風景」「誰かに似た人」という物語とセットになっております。
内容そのものはスタンダードな怪談です。
この物語の見所は本来、怪奇な現象なのですが(怪奇の中心は題名が示すとおり女です)ファン心理としましては、ほぼ全篇で怯える京さま(しかも若い!メイ ク薄い!超キャワイイ!)、これで決まりと言ったところでしょう。時代を感じさせる(背広のデザインとかネクタイの幅とか)スーツ姿もGOODです。

さて、物語の本筋に入りますが、あまり語ってしまいますとネタばれしてしまいますので控え目に行くことにします。
物語は、前三分の一は京さま演じる編集社の社員と「坂道の女」残り三分の二が岡本富士太氏演じる先輩作家(作家というよりはエッセイストっぽいです)の二人で進行していきます。それと「坂道の女」の怪異現象が絡んできます。
スタートは路線バスの中、乗客は京さま以外誰も乗っていません。外はとっぷり日が暮れて真っ暗です。
予め貰っておいた地図を頼りに鬱蒼と繁る林に囲まれた、曲がりくねった坂道の下のバス停で降車します。
夜の坂道をかなり怯えながら登っていきます。この時点でもうビクビクしてます。めちゃめちゃカワユイです(おっといけない脱線しました)。
とても見通しの悪い道です。
その上暗い。石地蔵何かも出てきて場を盛り上げています。
運が悪い事に雷を伴った雨までが降り出してしまいます。
いかにも不気味な雰囲気の中で「坂道の女」に遭遇します。
この時点ではまだ怪異でも何でも無さそうな雰囲気もあり。でも何と無く怖いかな?といったところ。
話は進んで、怯えつつもやっとの事で坂を登りきり先輩の処に到着します。
舞台は室内に移ります。
暫くは劇中のお仕事(編集社の担当として原稿の受け渡し)をしています。
仕事がらみの話も一段落した頃に先輩から話題を振ってきます。ここら辺りから微妙に「奇妙」な世界に突入していきます。
二人の会話内容はネタばれしますので省きます。
折しも激しい落雷が起こります。そして停電。更なる怪異を盛り上げます。
薄暗い室内、光源は稲光と非常灯だけ・・・
実に美しい映像です。
京さまって、ほんとうに薄闇がよく似合います。
会話の内容が段々核心に迫って、怪異もピークを迎えます。
この間も京さまずうっと怯えてます!
思わず悶絶しちゃう事、請け合い!の可愛さです。

ここからは一つだけネタばれさせて戴きます。
そんなのは嫌だと仰る方は、ここで切り上げてくださいね。
どうしても一言書きたかったもので・・・我侭言って御免なさい。

様様な怪異現象もクライマックスを迎えるラストシーンで――――
あの京さまが

悲鳴を上げているんです!

女性なら「きゃああああーーー」って表現されるようなやつですよお〜
「ああああーーーっ!」って悲鳴を上げながら思いっ切り怖がってらっしゃいます〜
見ている私も「きやああああっ!」っと・・・全く違う意図で悲鳴を上げていました。
書きたかったのは、本当はこれだけかも知れない(苦笑)

以上、やみの「坂道の女」レポートでした。
多少なりとも物語の雰囲気が伝わっていましたら幸いです。

文:やみ

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