俳優・シンガーソングライター京本政樹ファンサイト

フジテレビ「おニャン子捕り物帳・謎の村雨城」

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「月曜ドラマランド」で1986年12月8日に放送されたコメディ時代劇。

キャスト

城之内早苗、京本政樹
渡辺満里奈、牟田悌三
おニャン子クラブ

解説

任天堂がファミコンのディスクシステム用ゲームとして1986年4月に発売した「謎の村雨城」。
こちらをフジテレビが、当時大ブームだったおニャン子クラブの面々をメインに、あの月曜ドラマランド枠でドラマ化。城之内早苗、渡辺満里奈、国生さゆりら当時の大アイドル・おニャン子スターが出演!ということでかなり話題になりました。
一応タイトルには”捕物帳”とはあるものの、時代劇なのに、何故かパジャマやコーヒー、自転車、電話までもが使われていたり、刀にフェンシングで立ち向かうわ、冒頭は殆どおニャン子クラブの面々による大運動会という、月曜ドラマランド枠らしい、荒唐無稽で大変楽しい超娯楽作品です。

岡っ引の一人娘・加代(城之内早苗)は、江戸にはびこる盗賊一味、紅蜘蛛を追って負傷した父の代わりに目明しになることを決意。早速、紅蜘蛛と対決するもたちまち窮地に。そこに現れた1人の白馬に跨る騎士ならぬ 白覆面の男、人呼んで『白頭巾』。あっという間に一味を撃退した彼の虜になるお加代。その白頭巾が突き止めたところでは、どうやら紅蜘蛛の背後には一色藩の陰謀が隠されているらしい。しかも、今回の陰謀に絡み一色藩では、一人娘の雪姫が行方不明となっているという。一体、白頭巾とは何者なのか?そして、加代たちは無事、姫を救い出すことができるのか……。

この作品で京本さんが演じたのは、加代の隣に住む浪人・清吉。いつもぶらぶら何もせず、ただ飯ばかり食べているというダメ男。父に代わって十手を預かる加代に渋々ながら協力しつつも、肝心な場面では姿を消してしまう清吉。しかし、そんな彼が実はあの加代が惚れた白頭巾こと一色藩の藩士・伊賀の鷹丸だった!

ということで、前半では前髪のある着流し姿で、あの魚屋・善太や大江戸の新さんを彷彿とさせる、お調子者な飄々としたキャラクターと、白馬に跨っては突然現れ、決めまくって去っていく謎の白頭巾、という凛々しい姿の両極端な面を楽しむことができます。
そして、自らの正体を明かした後半では、なななんと全身白装束の上に真っ赤な羽織の麗しいポニーテール姿で登場!というまさにファン落涙ものの姿で立ち回る、という美味しすぎる展開に。
あの独特のメイクに高々と結い上げたポニーテール姿が本当によくお似合いです。 随所で見られるさりげない流し目や憂い顔の美しさには、クラクラ、ドキッとすること間違いなしです。この際、この姿が見られれば少々の話のめちゃくちゃさ加減は気にならないというもの(笑)。
更にかなり娯楽色が強いながらも、何気に多い立ち回りなど意外としっかりとした見どころがいっぱいです。 また、後半の雪姫救出のくだりでは、ゲームさながらの仕掛けで、テレビを見ながらゲームに参加している、かのような楽しさを味わうことができます。

ドラマでありながら、究極のバラエティー!な「謎の村雨城」。
これぞ美剣士!な京本さんが拝見できる嬉しさはもちろん、不況で何かと暗いニュースが続く昨今、ちっくだらない、なんて言わずにまた、こういう心の底から笑える楽しい作品を見たいものです。

 murasame

文:紫苑
絵:だんな

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