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フジテレビ新春スペシャルドラマ「あんみつ姫」

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2008年1月6日(19:00〜20:54)に放送されたフジテレビ新春スペシャルドラマ

スタッフ

原作:倉金章介
脚本:いずみ吉紘
企画:松崎容子
プロデュース:浅野澄美、三田真奈美
演出:西浦正記
テーマ曲:「ダイアモンド」 唄・あんみつファミリー
制作:フジテレビ、FCC

キャスト

井上真央:あんみつ姫
小出恵介:煎兵衛
夏木マリ:カステラ夫人
泉谷しげる:あべかわ彦左ェ門
森迫永依:おはぎ
今井悠貴:甘栗の助

中条きよし:腹黒伊蔵
白川由美:しぶ茶

中川翔子:いちご大福
早乙女太一:桃山三太夫
森三中:しるこ&あんこ&きなこ
ペナルティ:うい郎&やき餅
段田安則:喜多内太郎
京本政樹:金つばのリュウ
和久井映見:てん茶
柳葉敏郎:あわの団子の守

あらすじ

城の退屈な生活に飽きたあんみつ姫は、甘栗の助と共に城を抜け出して町に出るが、途中で子供のスリ集団“こんぺい党”に財布をすられてしまう。追いかけていった先には、姫たちが見たこともない貧しい暮しの中でひたむきに生きる、煎兵衛やおはぎたちの姿があった。スリをやらなければ暮らしていけないのだという煎兵衛たちと過ごしているうち、城ではわからなかった庶民の貧しさや苦労を目の当たりにするうち、お互いに心を開き始め、あんみつ姫と煎兵衛、そして甘栗の助とおはぎの間にも「LOVE」が芽生え始める。
そんな中、手にした物が甘辛国の主になれるという家宝を狙う悪党の腹黒伊蔵と喜多内太郎の策略に、煎兵衛たちが巻き込まれたことを知ったあんみつ姫は、謎の遊び人・金つばのリュウや、人気女形の桃山三太夫らと共に悪党に立ち向かうが・・・

金つばのリュウ

anmitu

京本さん演じる”金つばのリュウ”は神出鬼没の遊び人。あんみつ姫が行くところに決まって現れ助ける。その正体は、あんみつ姫の祖母に頼まれて姫を影から守っていた、東町奉行所あんみつ同心・遠山竜之進。
遊び人のときは、政光結い(竜や翔のような鬘)に白い着流し、紫のマフラー姿で、いつも違う女性をともなっている。性格は翔を思わせる気さくさ。
武器はマフラー、駒、鈴のついた紫の組紐という、必殺仕事人Vの竜と、かげろう忍法帖の名張の翔を彷彿とさせるもの。組紐や駒を投げる時は紫の手袋を着用。ちなみに、振り返るたびに鈴の音がする。
あんみつ同心に変身すると、修羅之介を思わせる下ろし髪に紫の着流し、紅い二本刺し。刀はおそらく、修羅之介斬魔剣のときにも使用された、京本さん私物の通常よりも長い刀。
あんみつ同心は、大江戸捜査網の隠密同心のパロディと思われる。

みどころ

金つばのリュウの見所を最初に一言で言ってしまいますと、

これこれ!これが京本政樹!!

という感じです。
まず、あんみつ姫が脱走して始まるOPでは、漫画チックなOPで、みんながわいわい出てくる最後に一人だけアップで出てきて微笑むとこからもう可愛すぎます!真面目に男らしく決めてる視線も最強なんですが、あの普通に優しいほわんとした微笑が素敵ですね。
しかし、格好が名張の翔だし、独楽投げるし、組紐も投げるし、あんみつ同心とか、最後の格好修羅之介だし、、京本政樹HISTORYですよ!これ作った 人って、京本ファン??と思わざるを得ません。全国の京本ファンが、死んでもいいわ〜vvvとなったでしょうね。

しかし中条さんの腹黒さん、本気でウケました。いや、全員本気ですけど。勇さん、普通に怖い(爆)でもなんか可愛い♪
勇次のノリ突っ込みなんて貴重すぎるから。さりげなくスカルリングしててあからさまに悪者(笑)
喜多内さんは一見いい人に見えます。公式サイトで名前見たときから結構ツボだったんですが、実際普通に名乗られると余計笑えます。
小出さんが真顔で「喜多内さま!」と言ったとこでウケました。
腹黒だの喜多内だのと、わかりやすすぎです。

そして我らがリュウさん、、登場からかっこよすぎる!!
風車が回っている中を三味線の音で登場とか、すんごい必殺っぽかったんですが!音楽はかげ忍っぽかったよねー。しかしあの横顔、ヤバイ。。。
しかも金つばのリュウって、金つばって名前どうよ?と思ってたら、遊び人という役柄に何だか妙にマッチしてて、ワッキーにさりげなく呼ばれて答える辺りとかごく自然じゃないですか。
なんか、芸者と仲良く歩いてるし(笑)
しかも、途中でどっかのおばさんが「この金つば美味しいわね〜」と言ってたよね。そんなに美味しいんですか!?リュウが?
追いかけていくワッキーに足ひっかけて川に落っことして「悪いな、ちょっと足が滑っちまった」とか言うシーンは、翔そのもの。このとき、ワッキーが「ぶぃーーん」と芝刈り機ネタをアピールしながら落下してるのにウケました。

煎兵衛から財布を取り返すところ、結構小判持っていかれてた気がしますがそれはいいです。あの紫手袋巻く仕草とか、独楽投げるシーンとか、まんま翔♪
いやーあの投げるスタイルをまた見られるなんて(T_T)
京本さんって、時代劇でやたら物を投げるシーンが多いですよね。あと今回出てこなかったけど物くわえるのも。だからも投げることに関してはお手の物(笑)

そして、かごから出てきたとこで再度川に突き落とされるワッキーたち(爆)
「悪いなぁ♪」
って、駕籠屋さんに、あの芝刈り機やってる奴に当たれって言ったってことですよね。

次はお寺の下で、あんみつ姫と再会する辺りとか。今度は尼さんとラブラブデートしてる(爆)
「そなたもラブじゃのーvvv」
と意味不明なことを言われ、
「ラブー???」
というところが可愛い。
で、そのあと怪しい僧侶の集団の気配を察知して一変した真面目な表情がかっこいいです。しかもただデートしてるだけでストーリーには何ら関わりないであろう尼さんをさりげに守るリュウ(爆)
んもうー一々振り返ったりはっとしたりしてるだけで胸が打ち抜かれますよ。

あと夜は町娘連れて歩いてるところ(また違う人かよ)、逃げてきたあんみつ姫に
「ちょうどよかった。あの寺には近づかねぇほうがいいぜ」
「もう遅いわ!」
「あっ、おーい!」
とちょっぴり小次郎モードになったところで、背後からきた集団に向かって組紐を、、と思ったらマフラーを投げつけて集団をこけさせると ころがホント決まってる!あれ?でもやっぱり組紐になってる??ん?何度巻き戻してもマフラーとって投げつけたのに飛んできたのは組紐。。しかもうちが好 きな、変なCGを一切使わないアナログ型の組紐攻撃映像。あれはどういうことなんだろう?マフラーが組紐に変身したのか、それとも実はマフラーの先に鈴が ついていて、投げると、ものすごい力が加わって、一瞬マフラーがゴムみたいに細長く紐のようになるとか(細くなりすぎだろ)。
いや、でもちゃんとマフラーも紐も持っている。。
そうかこれは、

仕込みマフラーに違いない!(ごわごわするだろ)

そういえば、リュウが振り返る度に、リーン♪って鈴の音がするんですよ。マフラーの中に鈴付の組紐が仕込まれていると考えるのが妥当です。しかし、実際音しそうなんだよな、京本さん。。。

そして、リュウが甘辛城の殿様たちのところにきたときの音楽がまんま仕事人のBGMなんですが!!!
チャラララチャラララっていう(わかるかな)、竜が屋根裏に潜んでるときというか、悪人が悪いこと考えてるときの音楽!!
これ以外にも、ずーっと暴れん坊将軍やら他の有名時代劇のBGMの本物がそのまま使われているのが、時代劇ファンにはたまらなかっただろうなと思います。

最後の登場シーン、屋根の上から出てきます!屋根俳優!屋根似合うなホントに!
けど本当にかっこいいだけじゃなくてキャラが面白くてそれもよかったわ。
やっぱり京本さんは、かっこいい、美しい、強い、+面白い、がはまるのがたまらないよね。

「待たせたな!」

待たれてなかったけど、、またですか!喜代美の結婚式以来のパチンコ縛りは何なんですか。またプレミアムモードな登場の仕方してきちゃって。

「ある時は芸者を口説く遊び人

ある時は尼さんを口説く遊び人

そしてある時は町娘を口説く遊び人

そしてまたまたある時は!…」

どんだけ口説いてんだよ!!しかも、一々出てくるデート映像が妙にラブリーな編集です。
「全部遊び人ではないか…」>姫
「そうだな(ポカーン)」
一瞬キャラ崩壊したよ(爆)流石すぎです。なんかあの三枚目さにさえ大人っぽさを感じてしまいます。
「してその正体は!」
と着物脱ぎ捨てると、今度は紫の着物に下ろし髪の修羅之介モードになるのです!

ド紫だな

こんな派手な格好さえ、なんだか普通に見えます。普段よりも寧ろ時代劇の格好のほうがデフォルトなんじゃないか。
ここまで気合入ったアイシャドウ入れてるの見たのすごい久しぶりだ。。着物の紋所が団子とかそんなことはもうどうでもいいです。でも金つばの紋だったらよかったのに。
「東町奉行所(んなもんありません)あんみつ同心・遠山竜之進(字不明)」
っていうか、奉行所のあんみつ同心なのに家紋は団子?あ、そうか遊び人の金さんだから金つばだったのか。一応ちゃんとした意味があったのね。
名乗り方も完全に隠密同心の秋草新十郎の名乗り方でした(笑)

さて、このドラマの一番の見所といえば必殺ファンの方々にはここがクライマックスでしょう。
竜vs勇次の立ち回りシーンはやっぱ最強でした。。
「まさかこんなとこで会うとはな」>勇次(腹黒)
「皮肉なもんだな」>竜(リュウ)

必殺ファン号泣ですよ。勇さん何悪いことしてるんじゃ!おりくさんが泣いてるよー。
そこへ
「前同じ職場だったんですか…??」
とナイスな突っ込みを入れる喜多内さん可笑しすぎます。そんなナイスな突っ込みにも容赦なく怒る勇さん。
しかしやっぱ刀だよ刀!やっぱり京本さんには刀ですよね!スピード感のある刀捌きに惚れ惚れです。
一瞬、腹黒さんに腹の辺りやられたときの顔があまりにも妖しくてどうしようかと。。。なんて顔をしてくれるんですか。。。

勇さんGJ!!

最後はあんみつ姫が薙刀で腹黒たちを追い詰めるのですが、腹黒が姫に渡した箱には、丑の刻になると破裂する爆弾が入っているといわれ、姫が必死で城に向かう間、爆弾ときいたところで、予想通りの室井さんネタ(笑)
踊る大捜査線BGMもしっかり流れ、本当に遊び心もツボを外しません。こういうの大好きです。
あぁ、あと泉谷のじいが出てきたときの「日影の軍団」もナイスネタでした。

最後、リュウ様が刀をクルクルッと回して収めるシーンとかかっこよすぎる。
「これにて一件落着」
と、締めのセリフもしっかり金さん。
しかしわざわざあのお堂みたいなところなんですが、あれ、修羅之介のシーンでもありましたよね!絶対ファンだってこれ作った人!細かい設定まで、京本さんの代表的な時代劇のキャラクターをすごく研究し尽くしてあるとしか思えないほど、見所満載でした。

と、京本さんのことだけでかなり見所一杯になりましたが、お話全体としてもとても面白い構成で、最初のほうは姫のお見合いや脱走シーンに、ゲッツ!やボビーが登場したりと、ドタバタネタも満載のお正月らしい楽しい演出がふんだんに盛り込まれていました(笑)
それでも、本筋に入ってくるにつれ、こんぺい党とか、おはぎパート辺りからじんわりくる話でしたよ。「のだめカンタービレ」の真澄ちゃん役で有名な小出恵 介さんのシリアスで切ない演技、「はだしのゲン」の弟役で有名な今井悠貴くん、「ちびまる子ちゃん」で有名な森迫永依ちゃんたち、名子役のお二人にも感心 させられたり、泣かされたり。最後甘栗助けようと声が出るとことかね。おはぎが喋った!!(byハイジ)状態で、ベタな展開であればあるほど感動的になっ ていました。ベテラン俳優の皆さんが脇を固めていることから、非常に安心して見られました。
それから煎兵衛が姫本人の前で殿様の愚痴をこぼしてた辺りとか、暴れん坊将軍パターンだし(あ、だからBGMずっと暴れん坊将軍だったのかな)水戸黄門一 行が座っていたり、既出ですがリュウのキャラクターに遠山の金さんが入っていたり、娯楽時代劇ファンのツボつきまくりでした。娯楽時代劇の大ファンとして は、続編をやってほしいくらいです。あ、当然リュウさん出なきゃだめよ。これを切欠に、いつも京本さんが仰ってるように娯楽時代劇が復活してくれたらいい のになぁと思いました。 京本さんの超絶な殺陣がもっと見たいですよね!

そして最後のサプライズですが、EDテーマ、プリンセスプリンセスの大ヒット曲「ダイアモンド」をあんみつファミリーとして出演者の皆さんがカバーしているのですが、なんと京本さんのソロパートがあります!かっこよくて美しくてお茶目な見所満載なキャラクターの上に、歌声まで聞けてしまうという、時代劇役者京本政樹のファンにも、ミュージシャン京本政樹のファンにも嬉しい作品でした!

文・絵:竜歌

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